マイファースト バイロイト
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---質問---
  1:氏名
  2:初めて行った年
  3:観た演目
  4:最も印象に残ったこと
  5:これから行かれる人に一言アドヴァイスを

(凡例 R;リング、Rh;ラインの黄金、W;ワルキューレ、S;ジークフリート、G;神々の黄昏、H;オランダ人、T;タンホイザー、L;ローエングリン、Tr;トリスタン、M;マイスタージンガー、P;パルジファル)


1: 塚原 浩毅
2: 1980年
3: H、L、R、P
4: それぞれ個性溢れる衝撃的な演出を1回の音楽祭で体験できたこと。
5: 同年は再演のみの年だったため、日本で事前の「おさらい」ができて、演出の十分な予備知識を持って現場に臨むことができた。行く機会が少ない人であるほど「再演もの」を選択することを薦める。

1: 中村 春次
2: 1980年
3: R
4: 20年来の憧れと夢が現実となった日は、今も強烈な印象として残っている。漆黒の闇の中で、表現しようがない音の衣につつまれる異次元の体験。一方、街は薄暗く活気がない。ハンバーガーショップはアメリカ兵で溢れ、時折超低空をジェット戦闘機が飛ぶ。東から到着した列車には銃を持つ兵士が目を光らせるなど、冷戦の緊張をひしひしと感じた。
5: できれば市内に宿泊を。探索するところがたくさんあって楽しい。一度は「オイレ」で食事を。

1: 鈴木 俊郎
2: 1981年
3: H、L、Tr、M、P
4: バレンボイム&ポネルのTrが最高。
5: 気分転換に市街、周辺の森の散策をお薦め。

1: 徳永 一之、真知子
2: 1981年
3: L、P、H
4: ミュンヘン、ザルツブルグと合わせて16のオペラを聴く。ザルツの「アリアドネ」、ミュンヘンの「後宮」をベームはキャンセルした。当時はオーストリアとドイツの間にもパスポートチェックがあり、さらにイタリアからの列車が遅れに遅れ、ニュルンベルグからタクシーを200km/h以上で飛ばして開演直前に滑り込んだ。正装した人々の中、汗臭いポロシャツで公演に臨む。祝祭劇場には半旗が掲げられ、ベームの死去を知る。彼が生きた最後の時間、場所に自分達も居たという感慨と悲しみは今も忘れられない。
5: 中央近くの座席の人は、ファンファーレが鳴ったら早めに席へ。3回目のファンファーレまで粘るのはマナー違反。

1: 弘中 千津子
2: 1983年
3: R、Tr、M、P
4: ポネル&バレンボイムのTrに涙、涙。
5: 来た!見た!聴いた!の感激を味わってください。

1: 橋本 康重
2: 1984年
3: R
4: 劇場、雰囲気
5: 日常のことをすべて忘れて、ゆっくりとワーグナーの世界で過ごしてください。

1: 落合 幸隆
2: 1984年
3: P
4: フリードリッヒの演出とW・マイヤーの演技に圧倒されて、音楽を聴くのを忘れてしまったこと。
5: 田舎町で多くの友人と出会ってください。

1: 加藤 伸次
2: 1984年
3: S、G、H
4: 歌手の不調で、1幕終了後の拍手よりも観客の騒めきの方が大きかったこと。クプファー演出のHでワグネリアンの第一歩を歩み始めた。
5: バルコンのE5席は必見。ぜひ幕間に見に行ってください。

1: 境 敬彦、幸子
2: 1984年
3: H
4: P・シュナイダーのバイロイトデビュー。劇場の音響を意識したソフトな音楽が耳に残る。舞台の歌手に集中していると知らぬ間にマストの色が変えられていたり、ハイテクな演出も新鮮。その後1986年にもシュナイダー指揮のRを聴くことが出来、これが協会入会のきっかけとなった。
5: とにかく1度おでかけを。劇場見学の日に当ったら、是非劇場内部をご覧ください。オケ・ピットなど必見。

1: 堀内 博美
2: 1984年
3: R、P、H、M
4: 祝祭劇場の音色と椅子の硬さ(!)、オケと合唱の素晴らしさ、ホール演出のRの陳腐さ等多々あるが、やはり駅に到着して最初に祝祭劇場が見えた時の感激が印象深い。我ながら可愛かったものです。
5: 日程には余裕を持って、当日到着はお避けください。天候が不順で寒暖の差が激しいので、女性は上着をお忘れなく。予習のし過ぎで先入観を持たないように。心で演奏を受け止めて。

1: 西川 杉子
2: 1985年
3: T、H、R、P
4: バイロイトまで飛行機で入りましたが、到着数分前に祝祭劇場の真上を飛んでくれた。空から見た劇場は忘れられない。Pの音楽には感動したが、RとTは「これがバイロイトなのか」とむしろ失望した。
5: 気候の予想がつきにくいので、防暑、防寒のどちらも用意した方が良い。

1: 小室 圭子
2: 1987年
3: T、L、P
4: G・シュナウトに圧倒された。
5: フリータイムに近郊(ニュルンベルグなど)を電車で巡るのも楽しいです。

1: 角田 英明
2: 1987年
3: R、T、L、M
4: ワーグナーの理想の具現をそこに確認できたこと。オケは間接音に抑制され、人間の生の声の美しさを木造により生かし、一切の闇は視覚を舞台に集中させた。
5: 個人の感性に依る問題にアドヴァイスなどありません。お行きになればすべて分かります。

1: 戸井田 和子
2: 1987年
3: P、Tr、L、T
4: P・ホフマンが結婚した時で、街中が祝賀ムードだった。

1: 藤崎 善英
2: 1987年
3: T、L、P
4: 上演中ふと我にかえり「今バイロイトに居るんだなぁ」としみじみ実感したこと。
5: 演出、指揮、歌手はともあれ、とにかくPは聴いておくべきです。

1: 岩西 映美
2: 1989年
3: R
4: 祝祭劇場
5: 鑑賞する曲目をDVDやCDで充分に聴き込んで行かれるようお勧めします。

1: 高橋 知文
2: 1989年
3: P、T、L、R
4: 滞在期間に劇場の見学に行った。その帰路、 20歳前後の頃のこと、自分が苦しかった時代、Rを聴くことで辛うじて人生に踏みとどまっていた時のことを思い出していた。「もし、Rという作品がなかったなら、バイロイトがなかったなら、NHKの暮れの放送がなかったなら、僕はどこにも居なかったかもしれない。そのバイロイトに今来ているんだな」と考えたら涙が止まらなかった。泣きながら坂を下っていた。
5: バイロイトにも、そこに住んでいる人が居て、普通の暮らしをしている、ということを忘れないで欲しい。